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2019年の相続放棄のご依頼件数

  • 2020.1.8
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昨年(2019年)1年間で当事務所が書類作成をおこない、家庭裁判所への申立てをおこなった相続放棄の手続き件数は67件でした。2014年49件、2015年59件、2016年83件と3年続けて増加していたものの、2017年の61件、2018年の31件と数を減らしていましたが、2019年は前年より2倍以上の大幅増となりました(2014年から2019年の6年間では計350件)。

現実にご相談・ご依頼をいただいていた感覚としては、2018年がとくに少なかったとか、2019年に入って激増したというような印象はありません。それでも、相続放棄の専門サイトを運営しているからには、それなりの件数の申立を毎年おこなっているべきですから、今後のためにも喜ばしいことだと考えています。

相続放棄が受理されるかの判断について

相続放棄が受理されるかどうかの結果を知るためには、最終的には家庭裁判所へ申立をしてみるしかありません(申立前に書類等を持って裁判所へ相談に行っても、受理されるかどうかを教えてくれることは絶対に無いはずです)。

けれども、多数の相続放棄申立てをおこなった経験のある専門家であれば、大多数のケースにおいて相続放棄が受理されるかどうかは事前に判断できます。受理されるかどうか分からないけれども、イチかバチか申立をしてみるというようなケースはごく一部に過ぎません。

相続放棄の相談室は、千葉県松戸市の高島司法書士事務所が運営しています。当事務所では、上記のとおり2014年から2019年の6年間で合計350件の相続放棄申立てをおこないました。この全てについて、代表である司法書士高島一寛が直接ご相談を担当しており、これだけの件数の相続放棄申立を経験している専門家はあまり多くないはずです。

とくに、相続開始から3ヶ月間が経過している場合などの、相続放棄が受理されるかどうか判断が難しいようなケースでは、経験豊富な専門家に相談する必要性が高いといえます。専門家であっても経験が少ない場合には、自信を持って正しい判断が出来ないこともあるでしょう。

相続放棄の相談室へのアクセス数

昨年もデータを載せたので、今回もこのホームページ(相続放棄の相談室)へのアクセス数を前年と比較してみました。下のスクリーンショット画面は、Google Analyticsによるアクセス解析の結果です(画像をクリックするとオリジナルのサイズでご覧になれます)。

ユーザー数で比較すると、2019年は122,194、2018年が91,222なので、前年比33.95%の増加となっています。ただし、折れ線グラフで一目瞭然のとおり、2019年は前半よりも後半のユーザー数が減少傾向にあります。そして、8月辺りからのデータで見れば、むしろ2018年の方がユーザー数が多かったことが分かります。

つまり、相続放棄の相談室へのアクセス数は、2018年8月頃から急増し、2019年前半はそれを維持していたものの、後半にかけては減少傾向にあるわけです。

当ウェブサイトへのアクセスのほとんどはGoogle検索経由なので、アクセス数が増減する原因は、検索順位の変動にあります。「相続放棄」など、あるキーワードでの検索順位が上がれば、アクセス数も増加するということです。

現状では、2019年後半のアクセス数が減少したといっても、平日1日あたりのユーザー数は400から500くらいありますし、新規お問い合わせもコンスタントにいただいております。それでも、ウェブサイトへのアクセス数が減少するのは望ましことではありませんし、長期的に見ればお問い合わせ件数にも影響が出てくることもあるでしょう。

アクセス数が減少傾向にあるのは、ウェブサイトの更新頻度が減ってしまったのが要因だと分析しています。そこで、2020年は更新を積極的におこなっていきたいと考えています。そうすることによって、ウェブサイトへのアクセス数増加だけでなく、ご覧いただく方のお役に立てるウェブサイト作りにつながるはずだからです。

相続放棄の相談室(2019年)

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